Blinky
CMOS版の555を使って1.5VでLEDを点滅させます。
回路図
1.5Hzぐらいのチャージポンプで負電圧のパルスを作り、一瞬だけLEDを点灯させます。
部品
部品 | 説明 | 例 |
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基板 | 4x4のユニバーサル基板。 | 16ホールユニバーサル基板 |
LMC555 | 電源が1.5VなのでCMOS版を使う必要があります。DIP型です。 | LMC555 |
LED | 赤とか黄色とかの、Vf=2Vぐらいのもの。白や青は使えません。写真のようなタイプのチップ型のものが最適。 | オレンジ色チップLED |
コンデンサ | チップ型の積層セラミックコンデンサ。耐圧は低くて良いので小さいものを。 | 1uF / 10uF |
抵抗 | 1608サイズのもの。抵抗値はだいたい合っていればOK。 | 1kΩ / 10kΩ / 1MΩ |
電池 | 1.5Vのボタン電池。サイズは何でも良いです。 | LR44 |
その他 | 銅箔テープか薄い金属板(アルミははんだ付けしにくいので不適) / 雑誌とかを綴じている丸い断面のホッチキスの針2本 |
作り方
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基板のバリを取るついでに角を丸めておくと良い感じ。
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そのへんの雑誌とかからホッチキスの針をはずします。
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針をまっすぐにしてから、こういう風に基板に通しておきます。
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555を裏返しにして、2ピンと6ピンの間に配線をはんだ付けしておきます。
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こういう向きで555を基板に挿しこみます。4ピンと8ピンがきついかも。
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1ピンと5ピンを内側に曲げ、それ以外は短く切っておきます。中央の4個の穴に、少しはんだを流し込んでおきます。(この写真の量では多すぎ。)
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基板の中央にLEDを乗せて、片側ずつはんだを溶かして固定します。両方固定できたら、はんだを足して、8ピンとLEDのアノードを連結します。
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順序良くチップ部品をはんだ付けしていきます。はんだが乗っているランドに片側を押し当てながらはんだを溶かす→もう片方のランドにはんだを流し込む、という繰り返し。
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全部付けるとこうなります。
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電池ホルダの電極を作ります。銅箔テープなどを、こんな形に切っておきます。
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555の上に貼り付けて、1ピンにつながるようにはんだ付けします。こっちがマイナス側の電極になります。
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電池がうまく固定できるように、ホッチキスの針を曲げます。現物合わせで調整しましょう。(2本とも電池のプラス側に導通させてください)
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完成